RIOW ARAI「HIGH REVOLUTION」CD
『FREEDOWNBEAT』以来、1年半ぶりになる通算12作目のオリジナルソロアルバム(セルフレーベル"rar"からは3作目)は、コンピュータソフトウェアを使わず、スウェーデンの楽器ブランド・Elektron(エレクトロン)の最新リズムマシン「analog RYTM (アナログリズム)」1台のみで制作された意欲作。 ・アルバムコンセプトのアイデアは雑誌『サウンド&レコーディングマガジン』(リットーミュージック) 2014年7月号の巻頭特集「最新リズム・マシンの"4強"をビート・マエストロ=RIOW ARAIがたたき比べ!」のためにanalog RYTMを使ったリズム制作とデモ動画用のパフォーマンスをしたことから端を発する。 ・「analog RYTM」は最新機材ながらも完全なアナログ信号経路で構成されており、そのあたたかくて太く、新しくて懐かしいサウンドを生かしたトラックが満載。 ・リズムマシンだけで制作といえども、前作『FREEDOWNBEAT』のようにビートだけがひたすら鳴っているわけではなく、アナログ回路によるシンセサウンドを利用したベース/メロディ/ハーモニーの要素がトラックに盛り込まれており、リズムマシン1台で制作したというイメージを覆すクオリティ。 ・「analog RYTM」の内臓音源のみで制作されていることにより、サンプリング音源は皆無、極めてエレクトロニックなサウンドで世界観が統一されている。 ・近作『Graphic Graffiti』と『FREEDOWNBEAT』の特典音源で好評だったダブヴァージョンのテイストも反映された全曲リアルタイムミックスレコーディングによる自由度の高いトラック構成。 ・マスタートラックは24bit/96kHzで録音されたハイレゾリューションサウンド。 1. Heaven 2. Insurrection 3. Resolution 4. Earthling 5. Vanguard 6. Optimize 7. Lifelike 8. Ubiquity 9. Tribe 10. Immaculate 11. Overflow 12. Nonego